安心できる。でも触れられることに違和感があるとき

ここ最近、会員様との面談の中で、身体の距離について考えることが何度かありました。

「一緒にいると安心するんです」

「人としてはすごくいい人です」

「この人だったら、一緒に生活していけそうな気がします」

そこまではとてもいい。

でも、少し間があって、

「ただ、もっと距離が近くなることを考えると……」

「触れられることを想像すると、ちょっと分からなくて」

そんな話になることがあります。

身体のことって、なかなか人には話しづらいですよね。

まして婚活中なら、

「こんなことを気にしていいのかな」

「もっと性格や条件を見た方がいいんじゃないかな」

と思ってしまう方もいると思います。

もし今、

「いい人なのに、もっと深く触れ合うことを考えると気持ちが止まってしまう」

そんなことで悩んでいる方がいたら、、、今日はそのことを書いてみたいと思います。

私は、この部分も結婚相手を考えるうえで無視できないことだと思っています。

一緒に暮らせそう。それだけではないんですよね

結婚相手を考える時、

話が合う。

価値観が近い。

安心できる。

一緒に生活するイメージができる。

もちろん、どれもすごく大事です。

私は普段の面談でも、そういうところをかなり聞きます。

一緒にいる時、無理をしていないか。

ちゃんと自分の話ができているか。

その人といる自分を、自分でどう感じているのか。

大事です。

でも結婚って、生活だけを一緒にするわけではないんですよね。

隣にくっついて座ったり。

手をつないだり、ハグしたり。

こちょこちょしたり、ナデナデしたり。

そして夫婦になれば、その先にもう少し深く身体を寄せ合うことだってある。

そういう触れ合いも含めて、

「この人が近くにいることを、自分はどう感じるんだろう」

って、結構大事なことだと思うんです。

触れられるとホッとする。

くっついていると安心する。

なんとなく温かい気持ちになる。

反対に、理由はうまく説明できないけれど、ちょっと身体が引いてしまう。

近づかれることを想像すると、なんとなく嫌だなと思う。

そういう感覚って、頭で考えて答えが出るものでもないと思うんですよね。

「何が嫌なの?」

と聞かれても、

「何って言われても分からないけど……なんか違う」

そんなことってあると思うんです。

でも「違和感がある=この人は違う」でもない

ここが難しいところです。

身体の距離に少し違和感があったから、

「じゃあ、この人とは無理ですね」

と簡単には言えません。

まだ緊張しているだけかもしれない。

恋愛経験が少なくて、距離が近くなること自体に慣れていないのかもしれない。

もう少し相手を知って、気持ちが近づいてからなら変わるのかもしれない。

実際、婚活では、

「異性とのお付き合いをほとんどしたことがないので、それ自体が不安です」

というご相談もあります。

こういうお話が出てきた時は、

「それって嫌なのかな?」

「怖いのかな?」

「まだよく分からないだけなのかな?」

「その人だから嫌なのかな?」

そんなことを話しながら、一緒に考えます。

すぐに答えを出すというより、

今、自分の中で何が起きているんだろう。

そこを少しずつ見ていく。

そんな感じでしょうか。

身体の相性って、「合う・合わない」だけなのかな

これも私はよく考えます。

身体の相性って、最初から

「合う」

「合わない」

って、そんなにはっきり分けられるものなのかな、と。

関係が深まったことで変わることもあるだろうし、

「これは苦手」

「もう少しゆっくりがいい」

「こうしてもらえるとうれしい」

そんなことを話せるようになって、変わっていくこともあると思います。

ここって、何が正解なんやろうって思います。難しいですね。。。

だから私は、身体の相性そのものと同じくらい、

こういう言いにくいことを二人で話せるか

ということがすごく大事なんじゃないかなと思っています。

結婚すると、言いにくいことって身体のことだけではありません。

お金のこと。

親のこと。

仕事のこと。

子どものこと。

生活のこと。

どちらかがずっと我慢して、飲み込んでいく関係では、やっぱりしんどくなると思うんですよね。

だから、

「私はこう感じてる」

「これはちょっと苦手」

「こうしてくれたらうれしい」

そんなことを少しずつでも言える二人なのか。

確かに、身体のことはなかなか言いにくいとは思います。

でも、これからずっと一緒にいたい相手だからこそ、伝えようとすることも必要なんじゃないかなと思います。

「いい人なんだから」で、自分の感覚を置いていかないで

婚活をしていると、

「条件も合っている」

「優しい人」

「こんなにいい人なんだから」

と考えることがあります。

そうすると、

「こんなことで迷っている私がおかしいのかな?」

「私が気にしすぎなのかな?」

と、自分を責めて苦しんでしまう女性もいます。

でもね、

自分が感じた違和感を、なかったことにはしないでほしい。

そう思っています。

「こんなことで悩む私がおかしいのかな」と思わなくていいんです。

ただ、その違和感だけですぐに答えを出さなくてもいい。

まだ怖いだけなのか。

慣れていないだけなのか。

もう少し関係が深まったら変わりそうなのか。

それとも、やっぱりその人との身体的な距離には抵抗があるのか。

そこは、自分にちゃんと聞いてみてほしいです。

すぐに答えが出なくてもいいと思います。

私が一番大事だと思うのは

結婚相手を考える時、

安心できること。

一緒に生活していけそうなこと。

精神的につながれること。

それは本当に大切です。

加えて、あなたの感覚、

「この人が近くにいることを、自分はどう感じるんだろう」

という感覚も、大事にしてほしいと思っています。

ドキドキしなければダメ、という話ではありません。

触れられることに少し迷ったら、すぐ交際終了、という話でもありません。

自分の気持ちを置いていかないでほしいんです。

そして、そのことを相手に少しずつでも話していけそうか。

そこも、結婚相手を考える時には大事なんじゃないかなと思います。

身体のことは、とてもデリケートです。

普段の面談では、私からどんどん踏み込んで聞くことはありません。

でも、会員様から相談してもらった時には、

「そんなこと気にしなくていいよ」

とも、

「じゃあ、やめた方がいいよ」

とも、簡単には言いたくありませんね。

一緒に考えたいんです。

「自分は本当はどう感じているんだろう」

そこを少しずつ言葉にしながら、自分自身で納得できる答えを見つけてほしい。

婚活には、条件だけでは決められないことがあります。

言葉ではうまく説明できない気持ちだってあります。

私は、そういうところも置いていかずに、一緒に考えられるカウンセラーでいたいと思っています。

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